八ノ窪ボルダー


 水俣駅の東側の小高い丘の上、ブランコや鉄棒、すべり台のある岩付け公園の中央、一段高くなったところに、6つの岩がまとまっている。高さは3m前後。どうやら古代のドルメンのような感じもする。ランディングは最高で、ハング、フェース、スラブなど、課題もバラエティに富んでいる。若干、易しめの課題が多いので、限定したりしても楽しめる。車を乗り入れてすぐ横が岩で、アプローチなし。陽当たり良好。日陰もあり。

1,フロッグダンスハング(5.8,3m)大きなホールドのあるハングのプロブレム。
2,フロッグダンストラバース(5.10a)リップをトラバース(右←→左)し,上に抜ける。
3,イージーマントル(5.7,2.5m)
4,チョンカケカンテ(5.8+,3m)穴ボコを使って乗っ越す。
5,チョンカケマントル(5.10a,3m)穴ボコを使わずマントリングで。
6,マジック(5.9,2.5m)上のホールドのつかみ方がポイント。
7,ウェイトリフティング(5.9,2.5m)外傾したバンドの上にどう立つか。
8,ガマスラブ(5.8-5.10a,3.5m)いろいろなスラブのムーブが試みら」れる。
9,ブラックベリースラブ(5.8-5.10d,3m)右,左,中央にプロブレムがある。小さなホールドに立ち込めるか。カンテを使わずに登ることも。
10,パンダのハング(5.10b,3m)上部のシークレットホールドが見えるか。
11,7エース(5.9一,3m)小さなホールドから,最後のマントルがややきびしい。
12,フェーストラバース右←→左と何回往復できるか。前腕力がはってくる。
13,ヒールフック(5.9+,2.5m)マントリングの練習に適している。
トポ、課題解説共に、開拓者の柏木氏の許可を得て、宮崎登攀倶楽部編『宮崎の岩場』白山書房より転載させていただきました。


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